昨日の地元紙朝刊11面に
特集「Jリーガー第二の人生」警察官に転身 佐野克彦さん(元エスパルス)
この記事を目にした方も多かろう。
親父の奴、絶対この記事についてブログに書くぞと思われた皆さん、正解です。
ちょっと長いけど書き起こしてみますね。
>鍛えた精神力と体力を強みに、警察官の道を選んだ。
清水署地域課巡査の佐野克彦さん(静岡市葵区)は、貫いた「文武両道」を生かして転身を遂げた。
2007年1月、入団会見のわずか10日後だった。
練習で右膝のじん帯と半月板を損傷する大けが。万全の状態は戻らず、09年12月に戦力外通告を受けた。
「もっと続けられたかな、と今でも考えることがある。独身なら現役にこだわっていた」
結婚2年目の妻と1歳になる息子がいた。
21歳の決断。学業にも真面目に取り組んできた過去が生きた。焼津大村中生だった清水ユース当時は練習後の夜遅くまで塾に通い、清水ユース当時の静岡市立高でも授業や宿題に集中した。
引退を機に志した公務員試験に一発で合格し、「文武両道を厳しく言い聞かせてくれた両親には感謝している」
実力主義のサッカー界から、規律や上下関係をより重んじる世界への転身。「組織で働くという意識へ、しっかりと切り替えなくては」と自らに言い聞かせる。
サッカーに全力だった現役時代、引退後を考えるは「実感が湧かなくて、正直難しいと思うが、自分は決断のタイミングと選択が良かった」
Jリーガーの第一歩を踏み出した地、清水区の桜橋交番で地域社会の安全に力を注ぐ毎日に充実感が漂う。
彼はうちの小僧と同い年、高校受験の時も苗字が近かったので
「Jr.ユースの佐野克が近くにいた」と当時小僧が言っていたっけ。
なので彼には思い入れが深い。
あの怪我がなけりゃ・・・と思っていてももう時間は戻らない。この時こんな記事を書いてたが。
彼の頑張り、ご両親の思いに脱帽。特に小僧と同い年という事で彼のご両親の心中はどうだったろうかって思う。
当然プロとしての成功を願っていたに違いないとは思うが現在こういう結果になって正直ホッとしているんじゃないかなって親父の勝手な想像。
早かれ遅かれ引退する時がくる、それが思ったよりかなり早く来てしまった誤算はあるがずっと勝負の世界にいて気を揉んでいた時間が長かったと思う。
親が願うのは子供の幸せのみ、親の考える幸せと子供が考える幸せが同じではないと思うが家庭を持って一家を構えれば考え方も近くなってくるんだと思う。
何をやったか、何を残したかという途中経過も大切だが最後がどうだったのかってもっと大事だと考えます。
恥ずかしながら小僧の事を書けば上記に書いたように佐野君と同じ高校を受験しましたが不合格、現役時の大学受験も不合格、一浪し大学に入りました。学業の面では彼は二度挫折を味わっています。
しかしこんな就職難の時代に有難くも金融機関に就職が決まり今では昼飯も食べる時間がない程?忙しく仕事に頑張っているようです、二度の挫折が彼を強くしたかなって思います。
引退が10年くらい早かったかもしれませんが佐野君の未来に幸あれと願います。
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