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2012年5月23日 (水)

ファンシー劇場 第二幕

それではファンシー劇場第二幕の開演です。

あくまでフィクションでありますのでご了承下さい。

※敬称略

真っ暗な舞台、中央で巴川はスポットライトの中に立っている。

巴川巌

「♪消してはならない 清水の夢を
♪消してはならない 清水の希望
♪今はつらく 苦しいが
♪必ず陽はまた昇る
♪私がその陽を昇らせてみせる
♪きっと 必ず 必ず きっと」

日本平スタジアムオーナー席、椅子に座ってじっと試合を見つめる巴川。
歓声が聞こえてくる。
ホイッスルが試合の終了を告げる。

巴川「勝てないなあ」

舞台の袖から40がらみの男が一人現れる。
梅内である。

梅内「社長、失礼します」
巴川「おう、営業部長の梅内君か」
梅内「なかなか勝てませんねえ」
巴川「うーん、試合もそうなんだが、観客数も、なあ」
梅内「はい、これではちょっと・・・」
巴川「少なすぎる、か」
梅内「はい、せめて」
巴川「せめて」

歌舞伎風に見得を切って


巴川、梅内「一万三千人は、(チョーン)入って欲しいものだ、なあ」

大向うから「清水屋」の声

梅内「でも社長」
巴川「なんだ?」
梅内「今日だって一万人入ってるんですから、もう少しじゃありませんか」
巴川「うーん、まあ、そういやあそうなんだが、しかし、なあ・・・」
梅内「そうなんですよ、ねえ」
巴川「いや、その話は、なあ」
梅内「はあ、その話は、ねえ」

巴川、梅内お互い顔を見合わせ、大きくため息をつく。

巴川、梅内「はあー」

くどいようですがフィクションです。

尚、第三幕は明日10時の開演予定です。

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