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2012年5月24日 (木)

ファンシー劇場 第三幕

だんだん佳境に入ってきます、それでは第三幕をば。

※敬称略

舞台の袖から20代の美しい女性が登場、社長秘書の小春である

小春「社長、お客様です」
巴川「おう、秘書のコパルくんか」
小春「コパルではありません、コハルです」
巴川「いやあ、すまんすまん」
小春「もう、何回間違えたら気が済むんですか?ほんとはわかってて言ってるんでしょ!」
巴川「ははは、いやいや、で、なんだね?」
小春「○○水産の△△社長がお見えです」
巴川「え!△△社長が!」

ぱっと明るい表情になる巴川。
舞台の袖から50歳くらいの紳士が登場する。
○○水産の△△社長である。

巴川「おお、こりゃあ○○水産さん、わざわざお越しいただいてありがとうございます」
△△「いやいや、巴川社長、試合は残念でしたな」
巴川「まあ、こればっかりは、私が試合をするわけではありませんからな」
△△「いや、まったく、ところで今日はご招待にあずかり、ありがとうございました、」
巴川「と、とんでもありません、500枚では足りませんでしたか?」
△△「いやいや、500枚も招待券をいただいて、(イヤミったらしい口調で)500枚も!」

ストップモーションになり、暗転
梅内にスポット

梅内「そうなんです、500枚の招待券を、この会社に配ったんです、でも、それだけじゃあありません、あの会社にも、そしてあの会社にも、今日だけで3000枚も招待券を配ったんです、それなのに、ああそれなのにタダでも見に来てもらえない、それだけじゃあない」

元に戻る

巴川「あ、ああ、御社にはいろいろとご迷惑をおかけして・・・」
△△「ふん、そりゃそうでしょう」
巴川「と、ところで、こないだの件はお考えいただけましたでしょうか?」
△△「こないだの件、というとスポンサー契約の件ですかな?」
巴川「そうです、そうです、ぜひともスタジアムの広告看板契約をしていただきたいと・・・」
△△「巴川さん・・・」
巴川「はい?」

△△「あなたは盗人猛々しい、という言葉をご存知かな?」
巴川「は?はい・・・ぬすっと、たけだけしい・・・」
△△「・・・10年前、エスラップコミュニケーションズが設立された時、わが社も数百万の株を買い、エスパルスの設立に協力したつもりだ」
巴川「はあ」
△△「その株券・・・いったいどうなったのか、ご存じないわけではありますまい」
巴川「エスラップコミュニケーションズの経営が行き詰って、その株券は・・・」
△△「その株券は?どうされましたかな?」
巴川「そ、それは・・・」
△△「紙切れ、ですな・・・そりゃあ会社経営にはいろいろある。細かいとこは言いたくはないが、わが社としてはもうエスパルスとは縁を切りたいのです」
巴川「そこをなんとか、球団経営を引き継いではみたものの、借金の返済に追われて選手獲得もままならないのです」
△△「いや、もう結構です、この話はなかったことにしましょう、もう招待券もご遠慮します」
巴川「あ、△△社長・・・」

△△社長、引っ込む

 

あくまでフィクションです、最終章第四幕は夜19時開演予定です。

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